Chromeアプリと拡張機能

このページは改定予定です。下記内容は現在、古くなって実情と異なっています。ご注意願います。

AndroidアプリがChrome OS上で動かせるようになって、代わりに「Chromeアプリ」って仕様がなくなっちゃったんですよ。今はChromeブラウザの拡張機能を使うか、Androidアプリを使う形になります。

★ 実は二種類ある

Chromebookで使えるアプリには、実は大きく分けて二種類あります。実行のさせた方というか、どこで動くかの違いによるものです。もっとおおざっぱに言うと、ネットに繋がっている時だけ使えるもの(拡張機能)と、オフライン(ネットに繋がっていない)状態でも使えるもの(Chromeアプリ)の二種類です。
そのため、同じソフトでも二種類の形態で提供されている場合があり、注意が必要です。例えば、Evernoteは拡張機能版とアプリ版の両方があります。最近はどちらもほぼ同様の使い勝手(User I/F、操作性、、、)になってきましたが、後述する違いがあります。

● 拡張機能とは

Chromeのブラウザ上で動くのが「拡張機能」です。起動するとブラウザの新規タブもしくは新規ページとして立ち上がってきます。都度、ネット経由で必要なもの(プログラムの実体ファイルなど)を持ってくる形になりますので、ネットに接続していないと使えません。
ブラウザ上で動く仕組みなので、Windowsパソコン版のChromeブラウザでも同じものを動かすことができます。もし、WindowsパソコンとChromebookとを併用する必要があるならば、この拡張機能を使えば同じ操作性・機能で使えるので、面倒がなくて良いでしょう。

● Chromeアプリとは

Chromeブラウザのタブ・ウィンドウではなく、”普通”のソフトのように、自分自身の画面が立ち上がってくるのがChromeアプリです。こちらはChromeOS上で動くもので、Chromebookの中にインストールされた形になっています。そのため、ネットに繋がっていなくても起動して使うことができます。
また、ファイルのアクセスに関しても、Chromebook内に保存されているファイルを読み書きすることが手間なくできるようにもなっています。

★ どちらを使うべきか

ネットに繋がっていなくても動く、ということから、Chromeアプリを利用するのがよいでしょう。

ただ、Chromeアプリという仕組みがGoogleから提供されたのは、拡張機能よりもずっと後、最近になってからです。そのため、全てのソフトがChromeアプリ形式で提供されている訳ではありません。拡張機能版しかないものも多数あります。その場合は致し方ないでしょう。逆に、Evernoteのように両方の形式で提供されている場合は、上記の理由からChromeアプリ版を選ぶのが無難だと思います。

なお、Chromeウェブストアでは検索の際に拡張機能版から探すのか、Chromeアプリから探すのかを指定することもできます。
ウェブストア画面

★ インストールの仕方

さて、拡張機能・アプリはChromeウェブストア上で指定をすればすぐにインストールできます。
例えば、「Evernote」と指定して検索すると、上記の通り、拡張機能版(Evernote Web)とアプリ版(Evernote)の二種類が出てきます。ここで各ソフトの右上にある「無料」ボタンを押せばOK。私の場合、既に拡張機能版のEvernoteをインストール済みだったので、同じ箇所が「評価する」ボタンに変わっています。
EvernoteOnStore
アプリ版Evernoteを「無料」ボタンを押してインストールしてみましょう。すると、下記のような確認ダイアローグがポップアップされてきます。注意書きを確認の上、「許可」してください。
AddApplication
ちなみに、何が注意書きに書かれているかですが、「このアプリは現在地確認をするよ」であるとか、「マイクとカメラを使うよ」といった、Chromebookやネットワーク操作をすることの許可を求めています。Evernoteには、ノートに現在地情報を埋め込んだり、写真を撮ってすぐにとり込んだりする機能があります。なので、このような許可を求めているわけです。よっぽどのことがない限りは許可しても問題はないはずですが、判断はお任せします。
本当に悪意のあるアプリであれば、こんなふうに許可は求めてこないでしょう、多分。


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