長く使えるのがChromebookのいいところだけど
私が今、使っているChromebookは、ここでも紹介しているようにLenovo IdeaPad Duet ChromebookとASUS Chromebook Detachable CM3。どちらも10インチサイズの2-in-1タイプ。出掛ける時のお供としてピッタリです。ブログを書いたり、写真をちょっと加工したり、YouTubeで動画を観たりと、色々と使えます。購入してから二、三年は使っていますが、未だに問題なくサクサクと動いてくれます。Chromebookですから、そんなに重たい作業はしないので、このスペックでも充分。この「長寿命」なところがChromebookのウリでもあります。実際、Googleも「十年間はアップデートするよ」(日本語訳が適当でごめんなさい)と言っています。
でも、商売する側(Chromebookを売っている側)からすると、Windowsパソコンのようにドンドンと新機種に買い換えてくれた方がうれしいはず。(ユーザーにとって)良いものを作ったはずなのに、Chromebookメーカーは儲かりにくいというのはなんとも皮肉な話です。
Chromebook Plus登場
そんなChromebookもデバイスの性能が上がって(同時に値段も下がって)いることもあって、最近の機種は高性能化しています。メーカーとしては「新しい機種の方が性能がいいから買い換えて」と言いたいんじゃないかと思うのですが、それを言ってはChromebookの信条に逆らうことになってしまいます。
たぶん、そんなこんなで“新たなChromebookのカテゴリー”として「Chromebook Plus」というものを出してきたんじゃないかなと邪推しています。まあ、邪推というとイメージが悪いけど、新たなChromebookの展開が期待できるので、私としては大歓迎です。
上記のGoogleのブログを読むと、Chromebook Plusは下記のスペック以上のハードウェアになっているそうです。
CPU | Intel Core i3 12th Gen以上 またはAMD Ryzen 3 7000 series以上 |
RAM | 8GB以上 |
ストレージ | 128GB以上 |
Webカメラ | 1080p以上、3次元ノイズリダクション/テンポラルノイズリダクション機能付き |
ディスプレイ | Full HD IPS以上の解像度 |
最近はAIが多用されるようになりましたが、それなりの能力がないと実用的なスピードでは動いてくれません。AI使用に応えられるスペックというのがChromebook Plusの特徴なのでしょう。
その結果として、Google Meetなどのビデオコール(Web会議)やPhotoshopなどの写真編集ツールがよりスムーズに使えるようになっているとのこと。最近のPhotoshopにはAI生成機能も付加されてますから。さらに、上記ブログではLumaFusionという動画編集ツールも使えるぞと言ってます。
米国では2023/10/8から、カナダ・欧州では2023/10/9からこのChromebook Plusを冠した機種が各メーカーから販売(予約開始?)されるそうです。残念ながら日本での販売に関しては情報なし。期待したいですね。私もそろそろ新機種に乗り換えてもいいかなと思っているし。
ASUS Chromebook CM34 Flip (CM3401)がいいかな。ASUSさん、日本での販売、よろしくお願いします。