Chromebook 高級機と廉価版、どっちを選ぶ?

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Chromebookを買ってみるか、と思ったら

GoogleによるChromebookのCMがTVでガンガン流れてます。これで認知度もかなり上がるのではないでしょうか。そして、実際に家電量販店に行って、どんなものか見てみようという人も増えるはず。
ChromebookがWindowsパソコンなどとどのように異なっているのか・同じなのかに関しては、本サイトのChromebook紹介パートを参考にしていただければと思います。
その点をクリアしたとして、んじゃChromebookとやらを買ってみようかとなった時、うれしいことに最近は選択肢が増えてどれを選べばいいか迷う状態になってます。特に、値段の違いが大きく目に付くかと。方や十万円前後のものもあれば、数万円(安売りしていると一万円台も)の機種もあります。
今回は、そんな“グレードの差”がどんなものなのか、そしてどんなポイントで選べばいいのかを考えてみたいと思います。

高級機・廉価版、どっちも持ってます

これまで、展示会でのタッチ&トライや、モニターとしての試用などで色んなChromebookの機種に触ってきました。ただ、実際に自分で購入し、じっくり使っている(いた)のは下記の二台。

  • ASUS C300MA : 当時、30,000円程度
  • ASUS C434TA : 現行機種 99,800円 (ASUS Store価格

C300MAが“廉価版”の代表、C434TAがハイスペック機と思ってもらえれば良いでしょう。最初に買ったのがC300MAで、2015年頃のこと。それから四・五年は使っていて、昨年(2019年)に二台目のC434TAを購入したのでした。
それぞれの機種の特徴は、下記の記事を参考にしてください。

どれくらい違いがあるのか?

ここでは、自分が使ってみての感想(個人の体験に基づく意見、って奴です)を、相違点を中心に紹介します。

最も違いを感じたのはディスプレイ。どちらも13インチサイズなのですが、解像度が違います。C300MAは1,366×768ドット(WXGA)で、C434TAは1,920×1,080ドット (フルHD)です。後者の方がより多くの“情報”を表示できるのです。
C300MAだとブラウザ上でスクロールしながらじゃないと見られないものが、C434TAだと一度に表示できるという具合。長文の文章を書く時には差を感じました。C434TAの方がブログの記事を書くにはいいですね。
色の表現性も後者が優っていて、くっきりした画面になっています。

逆にCPUの性能は、体感的にはそんなに気になりません。C300MAはインテル Celeron N2830、C434TAはインテル Core m3-8100Yです(最新機種はさらに良いのが搭載されています)。ずいぶんと差があるように思えますが、ブログの記事を書いたり、YouTubeで動画を観たりする分には、差は分かりません。
これがプログラム開発をしたり、動画編集をガンガンしたりするのであれば、動作スピードに大きな差が出てくると思われます(未体験ですが。。。)。また、複数の作業を一度にやろうとするとカクカクし始めるのかも知れません。ただ、音楽を聴きながら(Google Play Musicを再生しながら)ブログの記事を書く程度の作業ならばC300MAでも問題ありません。

メモリーは4GB 対 8GB。
一般に、Chromeブラウザでタグを一杯開いたりするとメモリー消費が大きくなります。また、大きな写真データや動画の編集をするにもメモリーが多めに必要になります。このような作業をするのであれば、メモリー量の違いで動作スピードに大きな差が出ると考えます。

どちらも重さは約1.4 Kgです。
C300MAの筐体は樹脂製で、良く言えばカジュアル、悪く言えば安っぽい。一方のC434TAはアルミニウム合金製でそこそこの高級感があります。
こちらは完全にその人の趣味の問題ですかね。私はカジュアルな雰囲気も好きなので、C300MAの筐体には愛着が沸きましたよ。

結論として、ディスプレイの見やすさ(解像度)が使用上で大きな違いを感じる点でした。

では、どっちを買った方が良い?

ぶんじん
ぶんじん

廉価版をおすすめします。

何に使うのかによって、もちろん適切な選択は違ってくると思います。とは言え、まずは「廉価版でお試し」が良いんじゃないかと思います。Windowsパソコンとスマートフォンではできることが違うのは理解できても、同じような形をしているChromebookとWindowsパソコンでできることに違いがあるのは何となく違和感があるんじゃないかなと思うんですよ。これをすんなり受け入れられるのであれば何を選んでもいいんでしょうが、「これは違う!」となった時に、高級機だと財布への痛手が大きいですから。

また、上記の通り、廉価版でもそこそこ使えるのがChromebookの良いところ。私は四・五年同じ機種を使ってましたが、Windowsパソコンと違って”だんだん遅くなる”ことがなかったんです。不要な常駐ソフトが増えていくことがないからですね。「もっと良いのを買えば良かった」と逆の意味で悔しがることが少ないと思います。Chromebookならば、安物買いの銭失いとはなりません。

ちょっと話はずれてしまいますが、同じ理由で、同じくらいの値段ならばWindowsパソコンよりもChromebookをおすすめします。Chromebookの方が長く使える分、トータルコストが安く済む訳ですから。

ということで、おすすめとしてはASUS Chromebook C223NAや、Acer Chromebook C720辺りでしょうか。どちらも35,000円程度の価格になってます。もちろん、これよりも安い機種もありますよ。

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