Notionでブログ書きのタスク管理をやってみた

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ブログ作成に必要なツールは?

タスク管理ツール

会社のブログ担当になったり、アフィリエイトで食っていこうとしているならば、ブログ作成・ブログの記事執筆は「仕事」なのでしょう。でも、趣味でやっている分には、いつ記事を上げようが、上げまいが好きにすればいいという感じかも知れません。
ではあるのですが、たとえ趣味だとしても続けていこうとすればそれなりに“やる気”を維持する仕掛けがないと三日坊主で終わってしまうかも知れません。

と言うことで、趣味のブログで記事を書いていく後押しをしてくれる、そんなユルめのタスク管理ツールがあればいいなと、これまで色々試してみていました。例えば

などなど。どちらもいわゆる「KANBAN」スタイルのタスク管理ができます。Webサービスとしてブラウザーで動くのでChromebookでも問題なく使えます。

いわゆる“ブログ記事のネタ”をToDoアイテムとしてKANBANに登録し、実際に記事を書き始めたらDoingに、そして無事に書き終えて記事を投稿したらDoneとする形です。どちらも目標の日程などが設定でき、〆切を過ぎるとアラートがメールで送られてくるなんてことも可能。

メモツール

ブログ書きに必要な、いや、あると便利なもう一つのツールがネタを書き殴るメモツール。こちらはいつでもパッと使い出せると言うのが重要。なので、Chromebookではもちろん、Androidスマートフォンでも使えて、データが同期できるものがグッド、いや必須。
これも色々と試してきましたが、最近はSlackがメインになっています。ご存じの通り、Slackは企業内コミュニケーションツールなんですが、一人で使ってもなかなか便利。メモ帳としてさくっと使えるし、そのメモを分類したり、Webページのリンクを埋め込んだりできるのがよろし。一人分だと、有料コースでもそんなに高くないのも良い点。

あとは何が必要?

ということで、タスク管理とメール作成ツールそれぞれに“お気に入り”ができ、それで満足していました。でも、人間とは欲深い存在。もっと良いものがないかなぁと、絶えず新しいものに手を伸ばしてしまうのです。

そこで出会ったのがNotion (ノーション)なのでした。

Notionとは

Notionは、ドキュメント管理機能を備えた文章エディターであり、プロジェクト管理もできるツールとのこと。そう、私が別々のツールを使っていた二つのこと(メモとタスク管理)が、このNotion一つでできるということ。これは使ってみなければ、と思ったのでした。
WindowsやAndroid用のアプリも提供されているし、WebサービスでもあるのでChromebookでも使えます。

Notion

しかも、一人で使う分には無料というのもうれしい。無料なのに、かなりの機能が使えて、貯めておけるデータも無制限。なんて太っ腹なのでしょう。

メモ書きツールとしてのNotion

文章を書くページの中では、色々な書式を呼び出せます。この辺り、WordPressのエディターを使っている人ならば「見出し1」だの「リスト」だの「引用」だのの書式が揃っているので、メモと言いながら“下書き”レベルのドキュメントが作成できます。また、イメージデータを貼り付けることも可能。

また、ドキュメント管理機能として、「ページ」、「サブページ」と階層化した分類ができます。

Notion

実際、こんな感じでドキュメントを作成できます。あと、作成したドキュメントはMarkdown形式やPDF形式、HTML形式でエクスポートできるので、ブログのエディターに貼り付けるのも簡単でしょう。

Notion

ドキュメント作成では、豊富なテンプレートが用意されています。まあ、メモ書きでは“白紙”ページで充分なのですが、書式もちゃんと設定したブログ記事の下書きを書くならば、自分でテンプレートを作成しておいても良いかも知れません。

Notion

Androidアプリ版もあって、データはクラウド経由で共有されるので、同じドキュメント(メモ)をChromebookでも、スマートフォンでも編集できます。
同じファイルを両方で見比べるとこんな感じです。もちろん、シンプルな「メモ」であれば見た目はそれほど気にしないでしょうけど。

  • Notion
  • Notion

タスク管理ツールとしてのNotion

タスク管理ツールとしては、NotionもToDo管理機能の一つとしてKANBANスタイルでタスクを管理できる機能があります。もちろん、タスクをドラッグ&ドロップして「未着手」から「対応中」、そして「完了」に移動させられます。

あと、各タスク自体が「ドキュメント」ページになっているので、その中にチェックボックス付きのToDo項目を列挙することもでき、サブタスク設定できるようになっています。これ、便利です。

さらには、「未着手」「対応中」「完了」の“状態”も加筆修正できちゃいます。

Notion

読書ブログ用に使ってみた

私は、読書ブログ「Bunjin’s Books Reviews」のネタ管理として使い始めました。タスク管理は大雑把で、

  • 読書中 : 読み始めた本をエントリー。
  • イメージ作成 : ブログの記事を書くに当たって、まずは本の表紙データを用意。
  • レビュー記事作成 : 読んだ本の感想文執筆。
  • 完了 : ブログ記事を公開して完了。

と、四段階の状態管理にしてみました。「イメージ作成」は「レビュー記事作成」のサブタスクでも良かったかな。

Notion

実は、Notionにはデータベースの機能があって、このKANBAN機能もそれを利用して設定されています。データベースなので、各アイテムにはもっと色々な属性を定義することができます。「読書中」や「完了」は“ステータス(状態)”という属性の値として定義されている訳です。

と言うことで、書籍管理も併せてできちゃいます。こんな感じで「著者」や「出版社」などを「本」のアイテムの属性として設定してました。これらはブログの記事を書くときに必要な情報なので、それをまとめておけるのがグッド。

Notion

実は、実は、ドキュメント自体も各アイテムに紐付けることができます。そう、ブログ記事のメモ・下書きがこの中でできてしまう訳です。完全にタスク管理とメモ書き機能がリンクできている状態。これは便利でしょう!

Notion

結論 : Notionは使えるぞ!

ぶんじん
ぶんじん

と言うことで、ブログ書きのためのツールとしてNotionは理想的、というのが分かったのでした。いや、いいですね、これ。おすすめです。

もちろん、Notionにはもっと色々な機能があるんですが、あり過ぎてほとんど使いこなせていません。テンプレートが一杯用意されているので、それらを使ってみながら覚えていこうと思います。でも、ドキュメント用のテンプレートだけでも一杯あるし、なかなか大変そう。これからゆっくりと試して行きたいと思います。

Notion
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