Ver.100の新機能
Chrome OSもついにバージョン番号が100番の大台になりました。かなり熟れてきて、ブログ作成に関しては特にこれ以上は要らないんじゃない?とも思えるほど。まあ、とは言え、新機能は歓迎です。少しでも便利になるに越したことはないですから。
と言うことで、新たに導入された機能を試してみました。新機能の説明によると、今回は
- カメラを使ってGIFを作成
- スクリーンキャプチャの保存先を変更
の二点をピックアップ。
キャプチャの保存先指定
まずは簡単に説明できる方から。
これまで、スクリーンキャプチャを録るとそのファイルは「ダウンロード」フォルダーに作成されました。今回、この保存先フォルダーが変更できるようになったのです。下の写真の通り、キャプチャーコマンドを実行すると、全画面なのか、指定領域なのかを指定する他に、「歯車」マークのアイコンをタップすると出てくるサブウィンドウで保存先を指定(選択)できます。
「ダウンロード」フォルダーは、Chromebookのローカルストレージにあります。ここにキャプチャーファイルが溜まっていった訳ですが、早速私はGoogleドライブ内のフォルダーに変更しました。そうすることによって、自動的にGoogleのクラウドストレージ側にも同期されますから、他のデバイスと共有したい時に便利です。
私の場合、何台かのChromebookを使い分けていたり、Windowsパソコンも使っているので、それぞれの機種のローカルストレージに入っちゃうよりも、Googleドライブで簡単に共有できる方がうれしい、と言う訳です。
GIFファイルで動画撮影
もう一つの新機能が、動画撮影時にGIFフォーマットで保存できるというもの。カメラアプリを起動して、動画にするとフォーマットを「ノーマル」か「GIF」か選べるようになっています。ノーマルはこれまで通りのMP4フォーマットです。「GIF」にすると五秒間の動画が撮影できます。
MP4フォーマットの再生も、最近は色々なデバイス、アプリで問題なくできるようになってきました。が、それでも細かいフォーマットの違いなどで再生できないことがあるかも知れません。それに対してGIFフォーマットならばほとんどの環境で再生可能です。短い動画ならば、汎用性はGIFフォーマットの方が高いと言えます。あと、自動的に繰り返し再生できるというのもメリットの一つかも知れません。
しかし、GIFフォーマットだと音声を含めることができない、色数が少ない、というデメリットもあります。使い方、使うシーンを選ぶことになりますね。
早速、GIFフォーマットで動画を撮ってみました。
一応、比較のためにMP4フォーマットでも同じような動画を撮ってみました。こちらは音声も入っています。また、GIFフォーマットに比べて色彩も豊かですね。
GIFフォーマットでの動画撮影、どういう時に使えるかな。元々、Chromebookで写真・動画を撮ることが余りないので、すぐには用途が思いつかず。
みなさんはどう使いますか?