便利なショートカットキー
以前、このブログでChromebookのショートカットキーについて紹介しました。それがこの記事。
今回はショートカットキーの中から、「Windows OSにはあるあのキーはChromebookだとどこにあるの?」というものをいくつか紹介。
全部のショートカットキーを覚える必要はないでしょうが、よく使う機能であればいちいちマウスで操作する(キーボードから手を話してマウスを持つ)手間が省けるので、ブログの記事を書くにしてもかなりの効率アップになります。
ちなみに私が使っているASUS Chromebook Plus CM34 Flipのキーボードはこんな配列になっています。
ランチャー・キー(WindowsだとCaps Lockキーの場所にあるキー)が中黒の二重丸になっています。これが以前は虫眼鏡マークだったキーですね。

シェルフ内アプリの起動・呼び出し
さて、1つ目に紹介するのは
Alt + 1-8(数字)
です。シェルフには固定して貼り付けてあったり、起動しているアプリのアイコンが並んでいますが、これを左から順に1−8と名付けて呼び出すというもの。例えば、下のスクリーンショットの例だと一番左にGeminiのアイコンがありますが、Alt + 1 でGeminiを起動することができます。
残念ながら呼び出せるのは8番目までで、9番目以降はダメ。でも、1−8番目であればそのアプリが別のデスク上で立ち上がっている場合、ちゃんとデスクも切り替わります。

ちなみに
Ctrl + 1-8(数字)
だとブラウザのタブ切り替えになっています。
デリート・キー
Windows PC用のキーボードだとBSキー(バックスペース・キー)の他にDelキー(デリート・キー)が付いているものもあります。一方、Chromebookにはありません。でも、もちろんその機能はあります。カーソルの直後の一文字を消去するというDelキーは
ランチャー・キー + BSキー
です。これを覚えておけば、一文字進んでからBSキーで消去、という手間がちょっと省けます。

タスクマネージャー の呼び出し
次はタスクマネージャーの呼び出し。Windows OSでは暴走しちゃったタスク(アプリ)を強制終了するときなどに立ち上げることが多いでしょうか。あと、CPUを喰っているタスクがどれかを見る場合などにも使うでしょう。
で、Chrome OSの場合。そもそもChrome OSにもタスクマネージャーがあることを知らない人もいるかも知れません。が、安心してください、ちゃんとあります。この機能は下記のショートカットキーに割り当てられています。
ランチャー・キー + ESCキー

Windows OSのタスクマネージャーほど機能はありませんが、どのタスク(アプリ)がCPUやメモリを使っているのかはちゃんとわかります。

診断アプリ の呼び出し
こちらはあんまり使うことはないかもしれませんが、Chrome OSにはこんな機能もありますよ、という意味でご紹介。それは診断アプリの呼び出しです。
ランチャー・キー + Ctrlキー + ESCキー
3つのキーを一度に押さないといけないのでちょっと使いにくいですが、まあごくたまにしか呼び出さないでしょうからこれでいいかな、という感じです。

診断アプリはバッテリーやCPU、キーボードなどがちゃんと動作しているかを診断するもの。ちょっと調子が悪いなぁと思ったらチェックしてみるといいかもしれませんね。特に、長期間使っているとバッテリーの持ちが悪くなることがあるでしょうから、そんな状態も診断してくれます。

ということで、今回は便利そうなショートカットキーと、ついでにChrome OSにはこんな機能もあるよという紹介でした。